アメリカの学校選びについて

前回の住宅選びの記事でも学校選びについて少し書きましたが、長男(渡米時6歳)の小学校探しについて…。

実際に学校見学して決めるのが一番だと思いますが、それもなかなかむずかしかったりしますよね。
そんな中でアメリカの学校選びに非常に有用なWebサイトがあります。
それがこちら。
GreatSchools – Public and Private School Ratings, Reviews and Parent Community

こちらのWebサイトで地域を入力して検索すると、その地域の学校の情報がズラ~っと出てきます。
その一部を紹介すると…

  • テストスコア…州の平均点と比較しその学校のレベルがわかる
  • 先生の経験年数の平均
  • 生徒の人種構成
  • 学校運営費の負担割合(不動産税、保護者のサポートなど)
  • ユーザーレビュー(!)
  • GreatSchoolsによる評価(10点満点、★5つ評価)

などなど…
言うなれば学校格付けサイト!
アメリカの情報開示は進んでるなあ…全国統一テストの学校別点数の発表が問題視されるような日本ではありえないですよね。

駐在経験のある方にアドバイスをもらい、私が特に注意を払って見たのは、生徒の人種構成です。
多民族国家のアメリカで、例えば白人率90%といった学校は、古くから住んでいる人たちで構成されており、学校側もコミュニティも移民の受け入れに慣れていないことが想像できます。
ある程度アジア系人種比率がある学校の方が、学校側も同級生もPTAや父兄にも移民を受け入れる土壌ができていて、理解や協力を得やすいのではと考えました。

こちらは長男が通うことになるElementary Schoolの人種比率です。
州の平均値に比べてアジア系の比率が高いです。

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住宅候補の学校情報はすべて見ましたが、私たちが住むパラマス地域はこんな人種比率の学校が多いようです。
アジア系とひとくくりにされているので、その中に日本人が何人含まれているかはこのデータからはわかりません。最近は韓国からの駐在員もとても増えているそうです。
日本人が多い学校だと、日本人同士固まってしまってなかなか英語を話せるようにならないという話もよく聞くので、あえて日本人が少ない学校を選ぶ親御さんもいるようです。日本人のお友達がいることで精神的に安定するという良い面もあるそうですし、親同士も助け合えるということもあるので、私は日本人のクラスメイトはいてもいなくてもどっちでもいいかな~と思っています。

アメリカではアジア系が多い学校は学力も高い傾向にあるそうですが、この小学校ではテストスコアはいずれも州平均より高く、特にMath(算数)のスコアが高いですがEnglish Language Arts(国語)の点数は少し低め。これはおそらく英語を第二言語とする生徒が多いからでは?と推測しています。
こちらの学校の格付けスコアは五つ星、10点中9点と高い評価でした。

またアメリカでは英語をしゃべれない生徒のためにESL(English as a Second Language)と呼ばれる特別授業を用意している学校も多く、ESLの有無は必ず確認すべきところです。
長男の学校ではESLがあり、このサイトのユーザーレビューに「生徒の言葉の壁を破る大変骨の折れる努力をしてくださったESLの先生に深く感謝している」という謝辞をみつけて安心しました。
ちなみにニューヨークのように人口の多い地域の人気のある学校では、ユーザーレビューも100以上付いていてビックリ。Amazonか!

このように、GreatSchoolsでかなり学校情報が得られるので、それを参考にしながら住宅も選択肢を絞り、通学ルートを確認したりしながら選びました。
もうひとつ候補だった評価の高い学校があるのですが、そこは学校が袋小路の先にあるため下校時間帯の交通渋滞がひどく、ペーパードライバーの私が送迎するのに不安があるということで夫が選択肢からはずしました…w

一般的に学校情報については不動産屋さんが一番詳しいそうです。なぜならアメリカでは学区の良し悪しが不動産の地価に深く関係があるからです。
アメリカでは教育熱心な親が多く、子供が学童期になると評判の高い学校に通わせるためにその学区に引っ越す人も多いそうです。


こうして平日に通う現地校を選びました。
義務教育なので公立の学校であれば学費は無料です。(スクールバスやランチ代などは別途)
アメリカの私立の学費は…小学校でもひっじょ~に高いです!日本の私立大学と同じくらいかかるイメージです。
日本語維持のために土曜日のみの日本語補修学校に通う予定ですが、そちらの学費は年間$1800ですが、入学金や教材費など含めると初年度20万円くらいかかるでしょうか。ちょっとした塾代くらいはかかりそうです。

アメリカの幼稚園も保育料が日本に比べてかなり高いのですが、そのあたりは渡米後に次男の幼稚園探しがある程度見えてきたら記事にしたいと思います。
アメリカの夏休みは2ヶ月くらいありますが、その間に多くの子供が通うサマーキャンプも高いんですよ~!もちろんピンキリですけど、ひと夏20万円のコースとかザラです!
まあまだ先のことですが一年後の夏休みは一時帰国して、日本の小学校に体験入学させたいなあ…などと考えています。


最後になりますが、ちょっと考えちゃったことも。
参考のためにGreatSchoolsで評価が1点という低い学校の情報も見ましたが、まず人種比率の違いが一目瞭然でした。ヒスパニック系と黒人がほとんど。そして無料or減額ランチプログラムを受けている生徒の比率が90%以上。アメリカでは貧富の差が教育レベルの差に直結していることを目の当たりにしてちょっと考えてしまいました…。
しかしこういったアメリカの社会問題を冷静に受け止め、子供を犯罪から守り、親子で安全で有意義なアメリカ生活を送るために、親がきちんと調べて取捨選択することは大事なことだと思います。
道の通りが一本違うだけで雰囲気がガラリと変わり、夜は絶対通ってはいけない危ない地域などもたくさんあるそうですからね…。

とにかく子供が元気に楽しく学校に通えて、貴重な異文化体験ができればいいなあと思っております。

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