長男の現地小学校生活、1ヶ月を振り返って

一週間が終わるごとに「もう○回学校行ったね!すごいね!今週もがんばったね!」と長男を称えていたんですが、この週で1ヶ月経過&20回達成~!毎日休まずに通っていてすごいぞ!

というわけで長男のリクエストで骨付カルビで焼肉パーティ♪

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ドキドキの現地校1ヶ月を振り返ってみます。

■学校での生活

最初の1週間は本当に緊張で硬い表情で登校していた長男ですが、翌週に9月に赴任してきた日本人の男の子がクラスに入ってきて仲間ができ、ふたりとも英語が話せない日本人同士、お互いに心のよりどころになったようです。

学校では英語が話せない生徒のための英語授業ESLがあり、途中で授業を抜けて何時間かはESLを受けているようです。

移動教室やランチタイムなども周りを見てあれこれと真似しながらがんばってこなしているようです。

家でも宿題をやったり、PhonicsのDVDを観たり、英語も少しずつ、ほんとに少しずつ覚えています。挨拶の言葉、動物の名前、身の回りの物の名前…そしてアルファベットの書き取りを根気よくやりながら覚えています。

Phonicsの教材でこのDVDセットを買ったんですが、非常におすすめです。
ただし!北米版でリージョンコードが違うので、北米DVDプレイヤーもしくはリージョンフリープレイヤーがないと再生できません。


■英語でのコミュニケーション

もともと人見知りが強く、日本でも新しい場所に慣れるのに時間がかかる長男。
入学して3週間以上、クラスのアメリカ人の子とはまったく話していなかったようです。

担任の先生が優しい女の先生だったので先生には気持ちを許しており、朝登校すると先生が教室のドアの前に立って生徒を出迎えてくれるんですが、そのときに「グッモーニン」だけなんとか言えるという感じでした。

自宅で私が長男にこれだけはちゃんとしなさいと言い聞かせたのは3点。

・挨拶をちゃんとする
・目を見て話を聞く
・返事をする

そこで最初の2週間は「Good morning をがんばって言おうね」次の1週間は「Good bye 言えるかな?」とちょっとずつ目標を決めて「今日、やっぱり言えなかった…」「今日は言えたよ!」という感じで、本当にちょっとずつ励まし励ましやってました。


3週間くらい経ち、先生には緊張せずに挨拶ができるようになった長男。
そこで私にちょっと欲が出ちゃったんですね。

「今度はクラスのお友達にも挨拶してみよう!」と目標を上げてみたんです。

すると長男、「お友達にはもうちょっと慣れてから言う。緊張してドキドキしちゃうから言えない」と嫌がりました。
「大丈夫だよ、みんな優しいからグッモーニン言ったらグッモーニン言ってくれるよ」と励ましたのですが、ずっと暗い表情で嫌がり、夜寝る前には「学校行きたくない…」と言い出してしまいました…。

ああ…無理に背中を押しすぎてしまった…プレッシャーをかけてしまった…と後悔…。もっと長い目でこの子のペースにあわせて見守るべきだった…。

翌朝、「やっぱさ~、お友達にグッモーニン言うの慣れてからでいいよ!それなら学校行ける?」と撤回すると、嬉しそうに「うん!」という返事。


■親にできるサポート

作戦変更!w
次に私が考えたのが「先生とは話せるんだから、先生とのコミュニケーションを手助けできないか」

子供が学校行ったらよく「先生、昨日ね~こんな面白いことがあったの~」みたいに話したりしますよね?帰宅後になにか特別なトピックがあったら、それをメールで先生に伝えてみることに。ようは話のタネを提供できんかなと思ったわけです。

例えば『ヒックとドラゴン』の舞台を観に行った日は「もし息子が英語を話せたなら、この素晴らしい体験をあなたに話したがったでしょう。でもできないから私がお伝えします。明日息子に「ドラゴン見た?」って聞いてやってください」とたどたどしい英語ながらメールしました。翌朝、先生からいろいろ話しかけてもらったようです。

それと自転車の練習をして乗れるようになった日には「転んでも泣かずにがんばってついに乗れるようになりました。褒めてあげてください」とメール。
私は英語が下手なので、百聞は一見に如かずじゃ~!と思い、自転車こいでる長男の写真も添付しておきましたw すると先生それをわざわざプリントアウトして長男に見せながら、「Good job!」だの「It’s amazing!」だのいっぱい褒めてくれたみたいです。
言葉はわからなくても、褒められているということは子供にはよくわかるし嬉しいものですよね。

日々、そんなに特別なトピックはないのでこの2回だけだったんですが、先生とコンタクトを取るということは親の私にとってもプラスだったと思います。


■クラスの子に話しかけてもらった!

そんな感じでのんびり慣れるのを待とうと思っていたんですが、ある日、転機がおとずれました。

帰宅するなり長男が「カニーチワってどういう意味!?」って聞いてくるんです。
カニーチワ??なんじゃ??英語??スペイン語か??(クラスにはいろんな人種の生徒がいます)

よくよく話を聞いてみると
クラスのアメリカ人の男の子が、長男以外のもうひとりの日本人の子に「カニーチワ!」と言った。それから長男に向かって「カニーチワ!」と言った
と…。

それ…もしかして…「コンニチワ」って言われたんじゃないの?w
きっとあの優しい担任の先生が、生徒にコンニチワを教えて話しかけるように誘導してくれたのでしょう。

「それコンニチワって日本語で話しかけてくれたんだよ~!優しいね~!」

「明日、その子に『ハロー』って言ってごらん?今度は長男の番だよ」

そして次の日「今日、ハロー言えたよ~!」と笑顔で帰ってきました。
その翌日には「今日は3人にハロー言えたよ!」
そして「スナックタイムで『アポージュース』って言ってる子がいたから、ぼく『ワオ、スイート』って言ったんだよ」「お昼休みに追いかけっこして遊んだよ!」とどんどん現地のお友達とのコミュニケーションが広がっていきました!

見えない壁を越えた長男に感動です。
今はもう「いってきま~す」と笑顔で学校に通っています。


さて。

海外赴任するにあたってよくいろんな人に「子供は簡単に英語ペラペラになるよね~」と言われましたが、それは誤解です。
私も以前は「小さいうちにアメリカとか行くと遊びながら英語しゃべれるようになって楽そう~」とか「帰国子女の子は自然に英語を覚えられて得だな~」とか思っていました。

日本の保育園でのお友達、近所の幼なじみ、優しいおじいちゃんおばあちゃん、それらとぜーんぶお別れして、友達も誰もいない、言葉もまったくわからない学校へ放り込まれます。

学校では先生もお友達も何を言ってるのかわからない、みんなが声をそろえて返事をする場面でもひとりだけ言えない、クラスで自分以外のみんなが笑っているけどなにが面白いのかわからない、そんな場面の連続です。(想像して私の方が泣きそう!)

そんな状況で、お友達も、言葉も、生活習慣も、すべてゼロから、手探りで、自分の力でつかみとらなければいけません。
周りを見て真似して、想像力をはたらかせて、自分もなじもうと子供なりにすごく1日がんばって、クタクタになって帰ってきます。
そういう毎日の積み重ねで、少しずつ英語もしゃべれるようになっていくんだと思います。

親の私も一緒に成長できるように、がんばらないとな~!と思う日々です。

今日も読んでくださってありがとうございます。応援ポチくださると更新の励みになりま~す!(`・ω・´)

コメント / トラックバック5件

  1. chichi より:

    チョコラさん、
    何だか、読んでいて泣けてきちゃいました
    二人三脚で、いやいや先生も巻き込んで三人四脚ですね
    この間、ポーランドから来ておられる駐在員一家とお話しする機会がありました
    お父さんの英語は私程度でかなり怪しいし、日本語は全然ダメだし。。。
    お母さんは、英語も日本語も全くダメ・・・
    5歳の娘さんは、インターへ入ったものの英語も日本語も分からず、辛い毎日で・・・
    1か月で、「耳も聞こえないし、目も見えない」と言い出したそうです
    病院を受診したら極度のストレスだと言われたそうです
    チョコラさんのご長男が元気に学校に通えていること嬉しいです!!!

    • チョコラ より:

      いえいえ、私は観客席からハラハラ応援してたまにプラカード出す程度で、フィールドに出ている長男が自分でがんばって試合をしています。

      ポーランド一家、関係ない私も胸が痛みます…
      お子さんが早く適応できますように…

  2. かんママ より:

    はじめまして。
    昨日こちらのブログに辿り着き、夢中になって読んでます。
    最近更新されてませんが、もう帰国されたのかな?

    うちも現在一年生の長男と、もうすぐ一歳の次男を連れて
    来月渡米します。

    記事読んで泣いちゃいました。
    まさにそう!
    周りの人は気楽に言いますね、「ペラペラになる」って。
    でもこれからうちの子はすごいストレスの毎日が待ってます。
    そんなとき私はチョコラさんみたいにフォローしてあげられるのだろうか。。。
    親の私も頑張らねば‼︎ですね。

    • チョコラ より:

      こんにちは〜!放置ブログなのにコメント残してくださって嬉しいです!
      まだ帰国してませ〜ん!汗 もう1年くらい滞米予定です。大変充実した楽しい生活を送ってます。
      まだベイビーちゃんの弟君と学童期のお兄ちゃんふたりを抱えてのアメリカ生活、いろんなご苦労が待ち受けているかと思いますけど、私が新しく駐在でくる方にとにかく言っているのが、「最初の一年が頑張りどころだよ!」ということです。
      最初の一年、親も子もしんどかったです。山道の階段を毎日、一段一段ゼェハァ言いながら登るような感じでした。
      ところが二年目にスコッと抜けるような感じで、山道の霧は晴れるし、押したり引いたりしていた子供が自分でスタスタ歩いてくれるし、おぶってたベイビーも世話が楽になってるし、「うわ〜二年目ってこんなに楽なんだ〜!」と思いました。そうなるともう二年目、三年目、ハイキング気分で楽しくてあっという間です。
      チャレンジした分だけ、苦労した分だけ、必ずあとで報われます!
      大丈夫!子供の順応力はすごいです!お母さんは信じて笑顔で送り出して、帰ってきたらいっぱい話聞いてあげて、基地になればいいです!
      どうぞ良い出会いとお友達に恵まれますように。

      • かんママ より:

        最初の1年、なんとか頑張ってみます!
        下の子の世話でついついお兄ちゃんを邪険にしちゃいがちですが、そんなことではダメですね。彼が安心して居られる基地になれるように、母も努力!
        ですね。良い言葉を有難うございました。

        あと1年ですか。
        時間があればまた更新してくださいね。
        楽しみにしてます。

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